クスコに行ったら絶対寄ってほしい、インカとスペインが混ざった不思議な場所

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クスコの街を歩いていると、ひときわ目を引く大きな石組みとコロニアル様式の教会が見えてきます。これが、かつてインカ帝国の黄金の神殿だったコリカンチャです。ペルーを代表する歴史スポットであり、当時の高い建築技術を間近で観察できる素晴らしい場所です。

Qorikancha temple grounds
インカとスペインの歴史が重なるコリカンチャの一部

実は、金で覆われていた神殿だった

インカ帝国時代、この神殿の壁は本物の金板で覆われていたと言われています。スペイン人がやってきたときにその金はすべて剥ぎ取られ、本堂は取り壊されてしまいました。しかし、土台となったインカの石組みがあまりにも頑丈だったため、その上にカトリックのサント・ドミンゴ教会を建てたそうです。大地震が起きてもインカの石組みだけはびくともしなかったというから驚きです。

巨大な石組みの隙間に、カードすら入らない

実際に壁に近づいて触れてみると、石と石の間にカミソリの刃すら通らないほど隙間なく敷き詰められているのがわかります。コンクリートなどの接着剤を一切使わず、石を削って凹凸を噛み合わせる技術は、現代の建築家でも感嘆するレベルです。芝生の広場から見上げる全体の姿は、インカとスペインの二つの文化が物理的に重なり合っている不思議な空気感を漂わせています。

太陽の光を計算した窓の配置

神殿の内部に入ると、特定の季節や時間にだけ光がまっすぐ差し込むように計算された窓やニッチ(飾り棚)があります。インカの人々がいかに天文学や自然への観察眼に優れていたかがわかります。

Unique stonework at Qorikancha
コリカンチャの精密な石組みを間近で観察

庭園から見上げる独特なカーブを描く外壁

建物の外側にある半円形の石壁は、コリカンチャのシンボルとも言える場所です。完璧なカーブを描くこの石の配置は芸術的とも言えます。下の芝生の緑と、古い石壁のコントラストがとても綺麗です。

Qorikancha gardens
かつて神殿があった広大な芝生の美しい眺め

ベストタイミング

日中の青空の下も綺麗ですが、夕方の16時以降に訪れるのがおすすめです。西日が石壁をオレンジ色に染め上げる時間帯は本当に美しいです。夜になるとライトアップされ、昼間とは違う厳かな雰囲気に変わります。混雑を避けるなら、朝の開館直後(9時頃)を狙うのも手です。

気候とベストシーズン

クスコは標高約3,400mにあるため、年間を通じて最高気温は20度前後、最低気温は0度から5度近くまで下がります。5月から10月の乾期は天気が安定して晴れの日が多く、観光のベストシーズンです。11月から4月の雨期は午後に強い雨が降ることがあるので、雨具が必須になります。

旅行メモ

アクセス

クスコのアルマス広場から徒歩で約5〜10分。エル・ソル通りを下っていくと、右側に大きな広場と神殿が見えてきます。クスコに滞在しているなら、徒歩で行くのが一番簡単です。

予算

入場料は一般大人15ペルー・ソル(約600円)。現地でのチケット購入は現金のみの場合が多いので、ソル紙幣を用意しておくと安心です。

おすすめグルメ

周辺にはペルー伝統の「ロモ・サルタード」(牛肉の野菜炒め)や、アルパカ肉のグリルを提供するレストランが多くあります。地元の食堂で頼むチチャ・モラーダ(紫トウモロコシのジュース)もさっぱりしていて美味しいです。

周辺スポット

  1. クスコのアルマス広場: クスコの中心地であり、美しい大聖堂が建っています。
  2. 12角の石: インカの精密な石組みを街中で見られる有名な細道にあります。

よくある質問

高山病の心配はありますか?

クスコは標高3,400mを超えるため、到着初日は無理をせず、コカ茶を飲んで安静に過ごすことをおすすめします。

所要時間はどのくらいですか?

内部の展示や石組み、庭園をじっくり見て回るには、1時間から1時間半ほどあれば十分です。

事前予約は必要ですか?

事前予約は不要です。入り口のチケット窓口で当日券を直接購入して入場できます。

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