道路から写真撮るだけで終わらせないで!風の宮殿の“中”に入るべき理由

Main

インドのハワ・マハル(風の宮殿)といえば、あのピンク色の格子窓が並ぶ外観が有名ですよね。でも、通りの向かいにあるカフェから写真を撮って満足していませんか?実は裏手にある入口から中に入ると、騒がしい道路の喧騒が嘘のように消え去り、静かで美しい中庭が広がっているんです。

ジャイプールにあるハワ・マハルの有名なピンクのファサードを見上げて。
ジャイプールにあるハワ・マハルの有名なピンクのファサードを見上げて。

ただの宮殿ではなく、実は巨大な「のぞき窓」

1799年に建てられたこの建物は、王室の女性たちが街の様子やお祭りを外から見られずに見学できるように造られたものです。そのため、奥行きはほとんどなく、まるで屏風のような薄い壁になっています。無数にある窓は、風が通り抜けて室内を涼しく保つための工夫なんです。

ジャイプールのハワ・マハルにある、ピンク色の入口へ続く階段。
ジャイプールのハワ・マハルにある、ピンク色の入口へ続く階段。

一歩足を踏み入れると、風が抜けて驚くほど静か

ジャイプールの旧市街はクラクションが鳴り響く混沌とした場所ですが、門を一歩くぐるとその喧騒がすっと遠のきます。中庭を抜ける心地よい風と、細い通路を吹き抜ける涼しさを肌で感じることができ、まさに「風の宮殿」という名前の意味が体感できます。

ジャイプールのハワ・マハルの内庭を散策する人々。
ジャイプールのハワ・マハルの内庭を散策する人々。

中庭から見上げる黄色とピンクのコントラスト

建物の内部に入り、中央の噴水がある中庭から見上げると、道路側とは全く異なる黄色とピンクの壁面が現れます。細部まで施された幾何学的な装飾と、美しいアーチ型の窓の並びをじっくり観察できる隠れた絶景ポイントです。

ジャイプールのハワ・マハルの中庭とテラスを散策する観光客。
ジャイプールのハワ・マハルの中庭とテラスを散策する観光客。

ステンドグラスから差し込む光のシャワー

建物の中は非常に狭いスロープの通路になっています(王室の女性を乗せた輿を運ぶために階段ではなくスロープが使われました)。太陽の光が差し込む時間帯には、小さなステンドグラスを通して、床や壁に青や黄色、緑のカラフルな光が映し出されてとても幻想的です。

おすすめの時間帯

一番おすすめなのは、朝9:00の開門直後です。朝の光が正面の窓を綺麗に照らしますし、日中の厳しい暑さやツアー団体の混雑が始まる前に、静かな細い通路をゆっくりと歩くことができます。

気候とベストシーズン

ベストシーズンは、日中の気温が11℃〜27℃と過ごしやすい乾期の10月から3月です。4月から6月の夏は非常に乾燥して酷暑となり、最高気温が40℃〜45℃に達することもあります。7月から9月はモンスーンの時期で、まとまった雨が降ります。

旅のメモ

アクセス

旧市街の『Badi Chaupar』に位置しており、地下鉄のBadi Chaupar駅から歩いてわずか200メートルほどです。ジャイプール国際空港(約13km先)から行く場合は、UberやOlaなどの配車アプリを利用すると約350〜500ルピー(所要時間約35分)です。ジャイプール・ジャンクション駅(約6km先)からは、オートリキシャやタクシーで約100〜300ルピー(所要時間約15分)で行くことができます。

予算

入場料はインド人が50ルピー、外国人観光客が200ルピーです。アンベール城やジャンタル・マンタルなども巡る予定なら、複数の遺跡に入れる共通チケットを1,500ルピー(インド人は600ルピー)で購入するのがお得です。入口近くにいる公認ガイドは、45分ほどの案内で200〜400ルピーが相場ですが、交渉が必要です。周辺の移動に便利な電動リキシャは50〜100ルピー程度で乗ることができます。

おすすめグルメ

お腹が空いたら、Radhe Kachori Walaでスパイシーなタマネギの揚げパイ『ピヤーズ・カチョリ』を食べてみてください。甘いもので涼みたい時は、すぐ外にあるPandit Kulfi Bhandarのサフラン風味のアイス『ケサール・クルフィ』が定番。しっかり食事をしたいなら、徒歩5分の場所にあるGovindam Retreatで、ラージャスターン名物の『ダール・バーティ・チュルマ』の食べ放題セット(タリー、約400〜600ルピー)がおすすめです。

周辺のスポット

  1. シティ・パレス:ハワ・マハルのすぐ裏手にある、豪華な中庭や博物館が見どころの宮殿。
  2. ジャンタル・マンタル:18世紀に造られた巨大な天体観測器が並ぶ、世界遺産にも登録されている遺跡。
  3. ジョーハリー・バザール:ラージャスターンの伝統的なジュエリーや布地、手工芸品が並ぶ賑やかな市場。

FAQ

ハワ・マハル(風の宮殿)の内部に入ることはできますか?

はい、建物の裏側にある入口から入ることができます。内部の中庭を見学したり、上層階の小さな窓から外を覗いたりすることができます。

観光に必要な所要時間はどれくらいですか?

内部のスロープを上ってバルコニーから写真を撮ったり、中庭をゆっくり歩いたりするのを含めて、45分から1時間ほどあれば十分に回ることができます。

服装の規定や注意点はありますか?

厳格なドレスコードはありませんが、インドの歴史的な観光地であるため、肩や膝が露出しない露出の少ない服装を心がけるのが望ましいです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です